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【社員インタビューvol.8】PLCの制御回路の設計を担当するシステム設計担当者

ピープル

今回は、2020年にREALIZE株式会社に新卒入社した技術部システム設計グループのYさんをご紹介します。
YさんはPLCの制御回路の設計を担当しています。インタビュー記事の前にPLCについてご説明します。

PLCとは?
”日本では、自動車を中心とした製造業などで、1980年代から機械や設備の自動化が進んできました。
いま多くの組立・加工の生産ラインにおいて、自動機器や産業用ロボットが活躍していることはご存知のとおりです。
このような各種機械の動作を制御するために重要な役割を果たしているのが「PLC」(Programmable Logic ControllerまたはProgrammable Controller)という装置です。”
(出典:富士電機ウェブサイトから一部引用)

”一言で「機械を制御する」といっても具体的にイメージはつかみにくいかもしれません。しかし、難しく考える必要はなく、基本的には「AをしたらBをする」「CになったらDをする」といった命令の組み合わせで制御します。
この制御方法は「シーケンス制御」とも呼ばれます。これを行うのがPLCです。機械制御は複数のシーケンス制御の組み合わせで行われることが多いので、PLCが非常に重要な役割を担っていることがわかるでしょう。”
(出典:ビジネス+ITウェブサイト 2022/12/02 掲載から一部引用)

PLCについてイメージがつかめたでしょうか?それでは、Yさんのインタビューをご紹介します!

Yさんの主な担当業務

―Yさんの担当業務について教えてください。

業務は主に4つあります。

1. 制御回路の設計
装置の動き・動き始める条件等を決め、実際にプログラムを作成します。
客先の仕様を満たすものを作ることに注意して取り組んでいます。

2. デバッグ
社内の装置に、作成したプログラムを反映し正しく動作するか確認します。
複数人での作業が多いので、一緒に作業を行う人とのコミュニケーションを大事にしています。

3. 現地立上
装置を客先に運搬した後に、社内で確認した動作ができるよう復元します。
客先による検査を受け承認が出たら、装置の納入完了となります。

4. 改造
納入後の装置に対して「新たな機構を追加したい」「既存の機能を変更したい」といった要望があった場合に、現地に赴いて装置の改造を行います。

「1.制御回路の設計」はデスクワークで一人で作業します。プログラミング言語はLD言語とC言語を使っています。
一方「2.デバッグ」 「3.現地立ち上げ」 「4.改造」はチームで作業を行っています。作業ボリュームはデスクワーク半分、実際の装置を触りながらの作業が半分くらいです。

「3.現地立ち上げ」のための出張期間はだいたい1週間くらいあるので、間に休日が入ることがあります。
そんなときは仕事だけでなく観光を楽しむことも大事にしています。笑

長野県に出張したとき、雪が解けて初夏に差し掛かるころの季節でとても景色がきれいだったのが印象に残っています。
これまでの出張先で一番遠かったのは岩手県ですが、今度、海外出張があるので、移動距離の記録を更新しますね。

ある日のスケジュール
08:00 出勤
    朝礼・メールチェック・スケジュール確認
08:30 Aプロジェクト:デバッグ
12:00 ランチ
13:00 Bプロジェクト:打合せ
14:00 Aプロジェクト:デバッグ
17:00 退勤

入社の決め手

―新卒で入社されましたが「入社の決め手」は何だったのでしょうか?

私は大分市で就職したいと思っていました。またモノづくりに興味がありました。この条件に当てはまる会社を探して、今の会社を見つけました。会社説明会・工場見学で、新人教育を丁寧に行っていること、この会社で作っている装置を見て、会社の方針・商品に魅力を感じて、この会社で装置制御の仕事がしたいと思いました。

入社1年目で大変だったこと・仕事のやりがい

―入社1年目で大変だったこと、苦労したことはありましたか?

1年目はとにかく覚えることが多くて大変でした。学生時代プログラミングの勉強はしていましたが、入社してから制御関係の知識を詰め込むのにも苦労しましたし、仕事の進め方が分からずとまどっていました。

―入社して5年目となりますが、どんなところに仕事のやりがいを感じているでしょうか?

現部署に配属されてから1年半の時に、初めて一人で装置の制御を担当することになりました。ゼロから全て自身で作り上げていくため、本当にこれでいいのかという不安もありましたが、問題なく動作することが確認できた時は嬉しかったです。

―仕事に向き合う上で大切なことは何でしょうか?

相談しながら進めることだと思います。

―システム設計のお仕事は、どんな人に向いているでしょう?

計画的に進められる人は向いていると思います。

オフの楽しみ

―お仕事から離れて、すきなものやオフの楽しみはありますか?

ドライブが好きです🚙
あちこち観光に立ち寄りながら、岡山県まで旅行したことがあります。

―学生時代は何に夢中でしたか?

1日中ゲームしてました・・・。

―ワークライフバランスのコツはありますか?

計画的に仕事を進めることで、プライベートの都合に合わせてその日の仕事量を調整できるといいかと思います。

就活生へのアドバイス

―このインタビューは、REALIZEの採用チームが運営するInstagramでもご紹介しています。
就職活動をしている学生さんに、就職活動のアドバイスをお願いします!

就職活動は、今後の人生に影響を及ぼす大きな選択です。そのためどこに就職するか悩む人も多いと思いますが、就職活動を行っていく中でやりたいことや目標が見えてくることもあるかと思います。少しでも興味を持った会社があれば積極的に応募してみるのもいいかも知れません。

―Yさん、ありがとうございました!
※インタビュー内容、役職、所属は取材当時のものです。

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FIGグループ会社

REALIZE株式会社 (https://www.realize-fig.jp/
住所:         大分県大分市東大道二丁目5番60号
事業内容:   半導体・自動車関連自動化装置、医療関連機器製造装置、自動包装装置などの設計・製造、精密金型、精密加工部品の設計・製造