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ドローンによる農薬散布の実証実験を実施

ciRobotics

当社のグループ会社のciRobotics株式会社(以下、ciRobotics)は、大分県が推進する「スマート農業」実現のため、2019年5月よりドローンを用いた散播による湛水直播栽培、無人水上艇(USV)を用いた除草剤散布などの米栽培に関する一連の実証実験を行ってまいりました。
第三回目となる実証実験はドローンによる農薬散布を実施しました。ドローンでの農薬散布は、無人ヘリコプターに比べて機体が小型で廉価であり、労働負担の軽減や作業性の向上、コスト削減効果が期待されています。本実証実験では、ドローンによる湛水直播を実施した佐伯市木立地区の水田において、農薬散布を行いました。
なお、本実証実験をもって、米栽培に関連する実証実験は終了となります。ciRoboticsでは、本実証実験で得られたノウハウをもとに、農業分野でのドローンの活用による低コストおよび省力化を進め、農業労働力不足等の課題解決に取り組んでいきます。

1.実施日・場所
日時:2019年8月21日(水) 9:00~11:00
場所:佐伯市木立地区 実験圃場

2.実証実験の概要
病害虫の防除のため約70a(70m×100m)の圃場においてドローンを用いた農薬散布を行い、約8分で作業を終えました。※人による散布は10aで約40分

3.経過
2019年5月29日 粒剤散布装置付きドローンによる湛水直播を実施
2019年6月17日 無人水上艇(USV)による除草剤散布を実施

ciDrone AG

使用機体:ciDrone AG
※農薬散布に適したプロペラを採用など農薬散布用に開発したドローンで、タブレット上の地図から自動散布するオートモードなど散布サポート機能も搭載